【津】三重県津市河芸町を拠点に活動する「河芸写真サークル」(太田邦郎会長)など2団体の合同写真展が20日、同市羽所町のアスト津5階ギャラリー1で始まった。50―80代の会員17人と講師の矢田新男さん(75)=同市河芸町=の額やパネル作品計74点を展示している。23日まで。入場無料。
撮影旅行や勉強会などで研さんを積む2団体が年1回日頃の成果を発表する合同展。公募展の入賞作品などこの1年の作品を中心に出品した。
振袖姿の女性らが再会を喜ぶ「成人式」、砂丘を転がり遊ぶ人らを捉えた「転倒」、湯につかる親子とおぼしきサルの「ファミリー」などさまざまな作品がある。
太田会長(81)=同市河芸町=は「活動は和気あいあいとしていて、多くのメンバーが公募展などで入賞している」、増木和典さん(80)=四日市市川島町=は「人がいい写真を撮ると『負けておれん』という気になる」と話した。