【鈴鹿】令和6年12月31日に人権擁護委員を退任した鈴鹿市若松北一丁目の元市立保育所長、神﨑佳代子さん(76)は31日、同市役所で末松則子市長から、退任に伴う法務大臣からの感謝状を受け取った。
神﨑さんは平成21年10月から5期、15年3カ月にわたる在任と人権啓発への功績が評価された。
末松市長は「長きにわたり尽力いただき感謝申し上げる。人権は重要な行政課題として一層取り組んでいきたいので、今後も変わらぬ支援を」とあいさつし、神﨑さんに感謝状を伝達したほか、市からの記念品を手渡した。
神﨑さんは「あっという間の15年だった」と振り返り、「多い年は年間20回くらい実施する人権教室は幼稚園や保育所、小中学校であり、子どもたちから学ぶことも多かった。人権の種を少しは子どもたちにまけたかな」と話した。