【員弁郡】児童と保護者が芸術文化に触れる三重県桑名市の津田学園小学校の「親子ふれあい教室」が16日、東員町山田の町総合文化センターであった。全校児童約250人と保護者約100人が、横浜市の創作和太鼓集団「打鼓音(だこおん)」による和太鼓の生演奏を楽しんだ。
文化庁が主催する学校巡回公演で、メンバー7人が来演した。体に響く迫力のある演奏で、華麗なバチさばきを、身を乗り出すようにして見入る児童もいた。
公演前日の15日には、和太鼓の演奏を体験するワークショップが同小で開かれた。参加した5年生45人が舞台に上がり、打鼓音のメンバーと一緒に、練習の成果を披露した。
発表を終えた5年の杉﨑くららさん(11)は「緊張したけど、みんなと一緒に演奏できて楽しかった」と話した。