伊勢新聞

強豪白子に肉薄も敗れる 男子・大安、後半息切れ 春中ハンド三重県予選

【男子準々決勝でシュートを放つ大安中・川井=鈴鹿市江島台のAGF鈴鹿体育館で】

1回戦で3年前の春中出場の菰野中を下した大安中男子。再び春中出場経験校の白子中に挑んだ準々決勝は、センターの小野寺、ポストの川井を攻撃の軸に、序盤こそ互角の試合展開を見せたが、徐々に自分たちの不用意なミスから速攻を許す展開となり、29―40で敗れた。

ほぼ全員が、地元のいなべハンドボールクラブで小学時代から競技に親しみ、息の合ったコンビネーションには自信がある。主将も務める小野寺は「DFは通用したが、後半は体力や集中力が切れてしまった。自分たちの課題は分かったので夏までに克服したい」と話した。