【亀山】三重県亀山市の在職2年未満の若手職員22人は27日までに、同市布気町の市総合環境センターで、年末年始特別清掃体験をした。23日に始まり、最終日の27日は、1年目4人と2年目1人の計5人が参加した。
同体験は、平成7年から実施。市民と接する第一線のごみ清掃体験を通じて、広く市行政を理解し、全体の奉仕者としての自覚を身につけるのが目的。
櫻井義之市長は若手職員に「ごみの収集、適正な処理は市民生活を維持するために不可欠な行政サービスであり、体験を通じて、自治体に望まれるサービスや責務を実感して、体験業務に励んでください」と激励した。
在職1年目で教育総務課に所属する岩谷千夏主事は「普段の業務で市民と接する機会が少ない中、体験を通じて、市民とのコミュニケーションを学びます」とし、「市民が持ち込むごみの受け付けと分別作業をします」と話していた。
同センターの年内の業務は29日まで。来年1月4日から通常業務。午前9時―午後4時半。