【松阪】三重県警松阪署は28日、松阪市内の70代自営業女性が俳優を名乗る人物に、約270万円分の電子マネーと現金約80万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、女性は5月上旬、SNS(交流サイト)で知り合った男性俳優やマネジャーを名乗る人物に、会員カードの作成や男性俳優との面会を持ちかけられた。
女性はこの人物らの指示通り、電子マネーを購入。カードの作成や面会に必要な費用として、この電子マネーを利用するための番号を相手方に伝えた。
その後も海外から女性宛てに送ったとされる荷物の保険料として、指定された口座に現金を振り込んだ。相次ぐ要求を不審に思い、知人に相談して被害が発覚した。