三重交通グループホールディングス(本社・津市)は8日、令和7年3月期(6年4月1日―7年3月31日)の連結決算を発表した。営業収益は前期比5・7%増の1038億4900万円、営業利益は同14・2%増の84億1500万円、経常利益は同13%増の85億1400万円、純利益は27・5%増の60億5800万円となり、4期連続で増収増益となった。
運輸セグメントの乗合バス事業で、運賃改定したことにより営業収益が増加。また、不動産セグメントの賃貸事業で、「第2名古屋三交ビル」や「名駅三交ビル」の開業のほか、前期に取得した物件の稼働などにより営業収益が増加した。
8年3月期(通期)の連結業績予想は営業収益が前期比3%増の1070億円、営業利益は同3・4%増の87億円、経常利益は同1・4%減の84億円、純利益は同2・6%減の59億円を見込む。