
【亀山】三重県亀山市御幸町の市立図書館(高重京子館長)は4日、同館多目的室で、「ペーパーアート教室」を開き、親子連れの市民ら計20人が参加した。
同教室は、親子の絆を深めて楽しんでもらおうと連休に合わせて企画。市内の小学校や地域に出向き活動するクラフトサークル「かみきりむしの会」(市川兼三代表)が協力した。
参加者らは、浦島太郎や母の日にちなんだ「花」、厄除けの神様「鐘馗(しょうき)」など数種類の型紙の中から一つを選び、市川代表ら会員9人の指導で、ハサミで絵柄の線に沿って切り、二つ折りした色厚紙にボンドで貼り付け、開くと飛び出すペーパーアート作品作りを楽しんだ。
同市みずきが丘から父親と母親、妹の家族四人で参加した小学4年生の山本莉嵯さん(9つ)は「花を作った。自分一人で作り楽しかった」、1年生の妹の千晴さん(7つ)は「お姉ちゃんと一緒の花を作った。お母さんにちょっとだけ手伝ってもらった」と話していた。
同会は、参加者全員に、トイレットペーパーの芯で作った「手作り竹とんぼ」をプレゼントした。