
【亀山】三重県亀山市内外の芸術家らのアートグループ「majo+(まじょぷらす)」(森敏子代表)の結成15周年展が30日、同市東町の市市民協働センター「みらい」で始まった。5月11日まで。午前9時―午後8時。最終日は午後5時。
同グループは平成22年、アートを通じて街と人とが交流できる場の創出と若手芸術家らの育成を目的に結成。同23年度から、同市東町商店街の一角で、毎月初めの一週間を「7daysギャラリー」として合同作品展を開いている。
会場の「みらい」には、立体造形の等身大の「白シカ」や日本画「青い鳥」、アクリル画「森の声」のほか、洋画「香る朝」など作家14人の作品20点が並ぶ。
昨年7月に同グループに入会した洋画家の野間和美さん(47)=鈴鹿市三宅町=は「グループに入るまでは、主に風景などを描いていたが、今はファンタジックな明るい色彩の絵を描いている」とし、「ペン画や色鉛筆画にも挑戦している」と話していた。
森代表は「洋画や日本画、陶芸やアクセサリーなど多岐にわたる作家さんと共に、15年たちました。これからも『街と人とアートの交流』を理念に歩んで行く」と未来を見据えていた。