皇學館大、621人が入学式 学長「主体的に行動を」 三重

【入学宣誓を読み上げる学生代表=伊勢市神田久志本町の皇學館大学で】

【伊勢】三重県伊勢市神田久志本町の皇學館大学で3日、入学式があった。大学院生らを含めた621人が、新生活のスタートを切った。

入学生は、文学部、教育学部、現代日本社会学部の計587人と、大学院12人、神職の資格を得るための神道学専攻科18人、編入学4人。

齋藤平学長は式辞で「『生徒』ではなく『学生』であることを自覚してほしい。指示を待つのではなく、主体的に思考、行動することが肝要です」と呼び掛けた。

続いて入学生宣誓で、各学部と大学院の代表5人が登壇し、順に宣誓書を読み上げた。

文学部神道学科の鈴木駿一さん(18)は「小さい頃から神社に興味があった。初めての一人暮らしで不安もあるが、神社や日本の歴史を学び、神職資格を取りたい」と話した。教育学部の平田凜太郎さん(18)は「数学教師を目指し、数学を深く学びたい。友人をたくさんつくって人間関係を築き、学祭などイベントは全力で楽しみたい」と声を弾ませた。