
【鈴鹿】4日に開幕するF1日本グランプリレースを前に、会場となる三重県鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで3日、市内小学生とF1ドライバーが交流した。
鈴鹿サーキットの協力で、鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会が主催。子どもたちにモータースポーツを通し、市民であることに誇りを持ってもらうのが狙い。
公募で集まった75人のうち、抽選で決まった小4―6年の29人が参加した。
児童らは3班に分かれ、班ごとにウイリアムズ、ザウバー、レッドブルの各チームを訪問。選手らとともに、それぞれが抱く将来の夢や目標の達成を願いながら、だるまに左目を描き入れた。
レッドブルチームのホスピタリティルームには10人が訪問。角田裕毅選手は子どもたちの前で剣玉を披露したほか、将来の夢として「飲食店のオーナーになりたい。自分の好きなことを楽しめる楽園を作りたい」と話した。
市立加佐登小6年の馬場美月さん(10)は「F1は好き。角田選手のサインをもらえてうれしかった。レースでは頑張ってほしいので応援する」と話した。