亀山で30年ぶりプロレス興行 高井さん、故郷で試合「わくわく」 三重

【櫻井市長(右)を表敬訪問した高井さん=亀山市役所で】

【亀山】三重県亀山市出身のプロレスラーで、「プロレスリング・チームでら」(名古屋市)代表の高井憲吾さん(46)は2日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、27日に同市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで開催する「チームでら亀山大会」をPRをした。同市でのプロレス興行は30年ぶりとなる。

チームでらは平成21年、名古屋プロレスの後継団体として、高井さんら4人で設立。現在、プロレスラー7人が所属し、名古屋市内を中心に活動している。

高井さんは県立亀山高校を卒業後、プロレスラーを目指して上京。東京、大阪で修行を積み、念願のプロレスラーとなった。「いつかは亀山で興行をしたいと思っていたが、やっと開催できることに、わくわくしている」と話した。

当日は、東京、大阪から9人のプロレスラーが加わり、総勢16人が参戦する。客席の子どもがリングに上がるプロレス体験も企画している。

櫻井市長は「開催の成功を祈っている。多くの人にプロレスの魅力を伝えてほしい」と激励した。

【開催を知らせるポスター(プロレスリング・チームでら提供)】

開演は午後1時。入場料(自由席)は一般3500円(前売りチケットは3千円)でいずれも税込み。市文化会館で販売。中学生以下は無料。問い合わせはチームでら=電話052(735)6969=へ。