ビジネスマナーの基礎学ぶ 三重県内企業の新入社員、三十三総研研修会

【新入社員研修会で講義を行った福井氏(左)=四日市商工会議所で】

【四日市】三十三総研は2日から11日まで、三重県内を中心に「新入社員研修会」を開催している。新入社員が社会人としての心構えやビジネスマナーの基礎を学ぶことで、それぞれの職場にいち早く順応してもらうことを目指して毎年開催しており、本年度で29年目。

同総研のコンサルティング部員が講師を務め、中小企業を中心に、三十三銀行の取引先をはじめとする地元企業の新入社員が対象。同総研によると、四日市、津、松阪、伊勢、名古屋の5会場に延べ103社、約320人が参加予定。2日は四日市市諏訪町の四日市商工会議所で開催し、県内の企業に入社した新入社員23人(9社)が参加。同総研コンサルティング部リーダーの福井慎吾氏が講師を務め、参加者は熱心に受講していた。

福井氏は、学生と社会人との違い▽社会人としての心構え▽人と接する時の基本マナー▽職場のマナー▽電話のマナー▽接客のマナー▽訪問のマナー―などについて講義。「ビジネスマナーは思いやり、心づかいを表現すること」と説明していた。