全日本柔道選手権大会東海地区予選で、三重県警の並木が予選リーグ、決勝リーグを勝ち抜き、初の東海男子チャンピオンに輝くとともに、全日本選手権初出場を決めた。
予選リーグの上位4人による決勝リーグの成績は一本勝ちを含む2勝1敗。皇學館大・南との県勢対決では、支え釣り込み足を仕掛けて相手のバランスを崩すと、そのまま抑え込み、優勝を決める一本を奪った。
津市出身の27歳。明治大を卒業後、郷土の三重に戻ってからは警察関係の大会を除けば初の全国大会切符。今年度末で退任する県警の前田監督を「やっと全国大会に連れて行ける」と喜び「全国でも勢いのまま突き進みたい」と意気込んだ。