山本市議が出馬表明 4月の鳥羽市長選

【鳥羽】鳥羽市議の山本哲也氏(46)=無所属=は14日、鳥羽市役所で記者会見し、任期満了に伴う4月6日告示、13日投開票の鳥羽市長選への立候補を表明した。

市長選への出馬表明は、3選を目指す現職の中村欣一郎氏(66)と、新人で元市教育長の小竹篤氏(69)に続き3人目。

山本氏は「市民や各種団体との対話がなく市政運営を進めていることに強い危機感を持っている」と出馬の動機を話し、「市民とともに新しい鳥羽をつくることが大事。皆さんの声を聞き、各種団体と連携をとりながら、その先頭に立ってスピード感を持って鳥羽のまちづくりを進めていきたい」と力を込めた。

市長選では「チェンジ!鳥羽」として、少子化対策を含めた子育て世代の応援▽駅前再開発・中心市街地の活性化▽新しいことに挑戦する市役所をつくる|などを公約に掲げ、市議として活動した十年間の実績を生かした行動力と決断力をアピールしながら、市民らに支持を呼びかける。

山本氏は鳥羽市大明西町出身。追手門学院大学経済学部を卒業後、鳥羽商工会議所などに勤めた。平成27年に市議に初当選し、現在3期目。副議長や議会改革推進特別委員会委員長などを歴任した。