新球場にナイター照明、工事費増額 尾鷲市議会、議案を可決 三重

【国市浜公園野球場のナイター照明設置箇所(尾鷲市提供)】

【尾鷲】三重県の尾鷲市議会は20日、臨時会本会議を開き、国市浜公園に整備する新球場のナイター照明設置に伴い、契約金額3億5981万5500円を増額する工事請負変更契約など、議案2件、報告1件を原案通り可決し、閉会した。

市によると、新球場完成予定の来年度末に合わせ、内野側スタンドに計4基、両翼付近に計2基の発光ダイオード(LED)照明装置を設ける予定。硬式野球は高校野球の練習試合、軟式野球は公式戦のナイターが可能となる照度を備える。

本会議では、球場建設の特定建設工事共同企業体(JV)を構成する丸昇建設(尾鷲市)を、県が先月12日から1年間の営業停止処分とした問題を受け、照明工事の掘削などについて、同社が下請け業者に発注することになると説明した。