旧友と再会、新たな門出祝う 鈴鹿市「20歳のつどい」に 1211人出席 三重

【式典で国歌斉唱する若者ら=鈴鹿市神戸1丁目の市民会館で】

【鈴鹿】成人の日を前に三重県の鈴鹿市は12日、同市神戸1丁目の市民会館で「20歳のつどい」を開き、若者たちの節目を祝った。

式典は今年度中に20歳を迎える2039人(令和6年11月1日現在)のうち、1211人が出席。会場には華やかな振り袖やスーツ姿の若者たちが集い、旧友たちとの再会を喜び合った。

今年のテーマは「Let’s Connect the time~もう一度集え!鈴鹿人~」。今回の式典を「思い出を振り返り、懐かしむ大切な時間にしてほしい」との思いを込めた。

公募の実行委員5人が、昨年6月から企画や立案し、協議を重ねてきた。

末松則子市長は式辞で「うまくいかないこともあれば、思うようにいかないこともたくさんある。大切なのは結果ではなく歩んできた道のり。さまざまな困難を乗り越えながら精神的にも人間的にも大きく成長することを心から願う」と新たな門出を祝った。

実行委員長の南山大2年、田中芳宙さん(19)=同市石薬師町=は「今後は鈴鹿、ないしは日本や世界をここにいる仲間と協働して担っていく」と誓いの言葉を述べた。