実力校対決は亀山に軍配 春中ハンド三重県予選、延長戦制す

【男子準々決勝でシュートを決めて喜ぶ亀山中・横田(左)=AGF鈴鹿体育館で】

3年ぶりの4強入りを目指した亀山中と、2年ぶりのベスト4進出を目指した四日市南中の実力校同士が対戦した男子準々決勝は亀山に軍配。やや四日市南が優位に進めていた後半、攻守で粘りを見せて21―21の同点で延長戦に突入すると、数的有利の状況も生かして30―24で逃げ切った。

中学からハンドボールを始めた2年生らが、小学からの経験者が多い下級生を力強くけん引している。小学時代親しんだドッジボールで培った強肩を武器に、この日14得点の活躍の横田主将は「皆で最後まで諦めずに戦った結果の勝利。準決勝も皆で勝ちたい」と意気込んでいた。