久居地域の文化活動を紹介 津で新春祭、創作体験や舞台発表 三重

【押し花のカードを作る来場者ら=津市久居東鷹跡町の市久居アルスプラザで】

【津】三重県津市久居地域の文化活動を紹介する「新春祭」(四季の彩り祭り実行委員会主催)が12日、同市久居東鷹跡町の久居アルスプラザであった。創作体験やステージ発表などに約800人(主催者発表)が訪れた。

地域の文化振興を図ろうと冬と夏の年2回開催し新春祭は27回目。久居文化協会の会員ら実行委員会7団体と公募で呼びかけた一般のグループが参加した。

生け花、押し花、アートフラワー、創作折り紙など計約110点を展示。体験コーナーではえとにちなんで和紙を「巳(み)」の字に折った色紙や、色とりどりの押し花を組み合わせたカード作りなどがあり、大いににぎわった。ステージではフラダンス、舞踊、詩吟などのグループが55の演目を披露した。

初めて来たという市立誠之小3年の中井楓さん(9つ)は「工作が好きなのでいろいろ作れて楽しい」、毎年参加する戸木町の内田清美さん(66)は「季節ごとのアートフラワーがきれいなのでずっと飾っている。これからも来たい」と話した。

小嶋みゆき実行委員長(67)は「いつまでできるかと思うが、毎年来て下さる方があり張り合いになる。なるべく長く続けたい」と述べた。