三重、逆転で白星発進 ラグビーリーグワン、1部昇格2年目で初 

【BR東京に勝ち1部昇格後、ホーム戦初勝利を挙げて喜び合う三重ホンダヒートの選手ら=スポーツの杜鈴鹿で】

ラグビーのNTTリーグワンは21日、開幕した。1部昨シーズン11位の三重ホンダヒートは同10位のブラックラムズ東京に23―21で逆転勝ちし、1部昇格2年目で初の白星発進となった。

13―21の劣勢で迎えた後半30分、アルゼンチン代表のFLパブロ・マテーラがトライを奪うとSOマヌ・ヴニポラがコンバージョンキックを決め、試合時間残り10分を切って20―21の1点差とした。さらに試合終了間際、敵陣で相手反則を誘って、SOヴニポラがPGを成功させて逆転した。

本拠地の鈴鹿市で開幕戦を行った。昨シーズンは1勝15敗と大きく負け越しており、1部昇格後初のホーム戦での勝利に、マテーラは「チームで取り組んできたことを信じてやり続けた結果。鈴鹿のサポーターにホームでの勝利を届けられてうれしい」と話した。

1部は12チームがレギュラーシーズン各18試合を戦い、昨季より2増の6チームがプレーオフに進出。決勝は来年6月1日に開催される。