【亀山】三重県の亀山市議会12月定例会は11日、本会議を再開。草川卓也(結)、服部孝規(共産)、森美和子(公明)、古田吉昭(新生みらい)、深水隆司(新和会)の5議員が一般質問した。
草川議員は新庁舎整備事業の進捗状況について質問。
原田和伸総務財政部長は「亀山駅周辺を建設予定エリアとして選定以降、一部の土地所有者と面談し、事業スケジュールや現在の状況について説明している」とし、「建設場所の特定に向け、庁内の関係部署と情報共有を図りながら検討を進めている」と答弁した。
櫻井義之市長は「新庁舎をはじめ、廃棄物処理施設、学校などの長寿命化といった大規模施設整備事業を控え、財政や環境の面も合せて、整備手法など検討し、本年度中にスケジュールをお示しする」と話した。
市は、新庁舎の建設候補地として今年3月、亀山駅周辺エリアを候補地として選定。令和6年度から用地交渉に入り、同10年度から着工。同12年度開庁予定。総事業費は約95億円を見込んでいる。