電子マネー260万円分詐欺被害 四日市の男性、PCウイルス対策名目 三重

【四日市】三重県警四日市西署は9日、四日市市の60代男性が現金と電子マネー計約260万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は8月11日、自宅のパソコンに「トロイの木馬に感染した」と表示され、画面の連絡先に電話。「マイクロソフト社」を名乗る男に「サポート代金が必要。ネットバンキングが使える口座を教えて」と言われた。

男性は口座と暗証番号を伝えると、現金約200万円を別口座に振り込まれ、だまし取られた。さらに、男の指示で6回にわたって電子マネーカード計60万円分を購入。コード番号を伝えた。

男に「あなたの口座にお金はもうない」と言われて口座を確認。被害に気付き、同署に相談した。