三重県は９日、先週（先月30日―今月６日）の新型コロナウイルス感染状況を公表した。１医療機関あたりの新規感染者数は平均２・18人で、前週から25％減少。６週連続で減少した。
県によると、１日あたりの新規感染者数は前週より40人ほど少ない140人と推計される。先週中に基幹定点の９医療機関に新規入院した患者は12人で、前週から18人減少した。
保健所管内別の１医療機関あたり新規感染者は桑名２・４人▽四日市０・８人▽鈴鹿２・４人▽津２・36人▽松阪３・38人▽伊勢１・91人▽伊賀２・13人▽尾鷲３人▽熊野２人―となった。
感染症対策課は「新規感染者の減少傾向は続いているが、５月下旬ごろように１医療機関あたりの平均が２人を下回る状況には至っていない。インフルエンザの流行も懸念されるため、引き続き対策を徹底してほしい」としている。