野山や浜辺の植物描く 松阪・飯高駅で平井さん水彩画展 三重

【平井さんの水彩画展「春の野山、浜辺の花と植物」=松阪市飯高町宮前の飯高駅で】

【松阪】津市在住で日本野鳥の会三重代表の平井正志さんの水彩画展「春の野山、浜辺の花と植物」がこのほど、松阪市飯高町宮前の道の駅「飯高駅」交流館展示スペースで始まった。観覧無料。会期は27日まで。水曜休館。14日は営業。時間は午前10時―午後9時。

県内の野山や海辺の身近な植物を取り上げ、16点を出品。ヤマザクラやヤマボウシ、ハマボウフウ、ハマダイコンなどを淡い色彩と繊細なタッチで描いている。作品展は2回目となる。

平井さんは「絵は全くの我流。植物の形にはリズムがあり、それを描きたい」と話し、「かつて野山の植物は身近で、食べ物として、また生活のさまざまな場面に必須なものだった。もう一度野山の植物を見直す機会になってくれれば」と来場を呼びかけている。