三重県内は6日、太平洋高気圧の影響で気温が上昇した。津地方気象台によると、伊勢市小俣町で37・4度、桑名市と津市で37・0度を観測するなど、県内各地で最高気温35度以上の猛暑日となった。
気象台と環境省は7日も暑さが続くと予想され、熱中症に注意が必要となるとして、県内に5日連続となる「熱中症警戒アラート」を出すと発表。熱中症への注意を呼びかけている。
県内の各消防本部によると、6日、熱中症の疑いで、桑名市や津市などで少なくとも男女計31人が救急搬送された。うち、名張市でトレッキング中の50代の女性と南伊勢町のバス停で倒れていた80代の女性が重症。