三重県内は５日、太平洋高気圧に覆われて気温が上がり、松阪市飯南町粥見で午後１時37分に観測史上最高となる39・７度を観測。今年、全国で最も高い気温となった。
津地方気象台によると、桑名市と津市で37・６度を観測するなど、北中部を中心に最高気温が35度以上の猛暑日となった。
気象庁と環境省は６日も暑さが続くとして、県内に４日連続となる「熱中症警戒アラート」を出し、熱中症への注意を呼びかけている。
県は５日、熱中症の疑いで、津市や松阪市などで、10代―90代の男女計16人が病院に搬送されたと発表。いずれも命に別条はなかった。