国重要文化財指定で記念シンポ 天白遺跡出土品を解説

【天白遺跡から出土した岩偶(右側4点)と土偶(県埋蔵文化財センター提供)】

【松阪】三重県埋蔵文化財センターは27日から、天白遺跡出土品国重要文化財指定記念シンポジウム「東西文化の十字路 天白遺跡の世界」の参加者を先着100人募集する。同シンポは8月26日午後1時から、松阪市嬉野権現前町の同市嬉野ふるさと会館で開く。入場無料。申し込みの締め切りは8月24日。

同遺跡は同市嬉野釜生田町の中村川沿いにあり、縄文時代のストーンサークルの配石遺構群や土偶、岩偶、土器などが見つかった。6月27日に出土した164点が国重要文化財に指定された。

シンポジウムでは当時発掘調査に当たった亀山市文化課行政専門員の森川幸雄氏が「石をならべた縄文人」、元文化庁主任文化財調査官の原田昌幸氏が「縄文世界の土偶の変遷と天白遺跡の土偶」とそれぞれ題して講演し、縄文時代の祭事や東西交流について討論する。

同センター活用支援課の髙松雅文課長代理は「ストーンサークルは東日本が本場。西日本にこれほどの配石遺構はない。出土品も東日本の影響を受け、東北・北陸の土器が来ている。なぜなのか解き明かす」と来場を呼びかけている。

申し込みは同センター=電話=0596(52)7034=かホームページから。