来年の県民手帳原画に 飯野高生2人の作品 三重

【最優秀賞の大谷一護さん(右)と優秀賞の上杉悠夏さん=鈴鹿市三日市町の県立飯野高校で】

【鈴鹿】来年の三重県民手帳のデザイン原画に、鈴鹿市三日市町の県立飯野高校応用デザイン科ビジュアルデザインコースの2年生、大谷一護さん(17)と上杉悠夏さん(16)の作品が採用されることが決まった。

同県民手帳は津市上浜町の県印刷工業組合(水谷勝也理事長)が、県の監修を受けて制作、販売する。来年は10周年に当たることから、同高生との協働制作を企画した。

協力依頼を受け、同コースの24人が約1カ月かけてカバーと帯紙のデザインを1人が各1点ずつパソコンで作画。

同組合が依頼したデザイナーらが、デザイン力や独創性などを採点評価した。今後、最優秀賞と優秀賞の2作品をさらに生徒らとともに改良を加え、それぞれ令和6年版の県民手帳になるという。10月初旬に発売予定。

7日、同校で表彰式があり、最優秀賞の大谷さん、優秀賞の上杉さんら入賞者5人が賞状を受け取った。1匹の伊勢エビをデザインした大谷さんは「三重を象徴する物は何かを考えた。多くの人に手にとってもらえる手帳になるよう、ブラッシュアップして仕上げたい」、県内の特産物で三重県の形を模した上杉さんは「採用は最優秀賞の作品だけと思っていたので手帳になるのが楽しみ。もっと分かりやすいデザインにして完成させたい」とそれぞれ意気込みを語った。