カエルとイモリが天気予報 鳥羽水族館、習性利用し行動観察 三重

【アカハライモリとニホンアマガエルの行動を観察する竹居さん=鳥羽市の鳥羽水族館で】

【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽水族館に、湿度を見極めながら行動するカエルとイモリの習性を利用し、飼育係がその行動を観察して翌日の天気を予報する「カエルとイモリの天気予報水槽」が設置されている。8月31日まで。

平成18年から、身近な生き物の特徴を知って親しんでもらおうと、当時の飼育係の発案で同水槽を設置し、12回目。「生き物たちの天気予報が面白い」「自由研究にぴったり」と来館者にも好評を得ている。

二つの水槽にニホンアマガエルとアカハライモリをそれぞれ10匹ずつ入れて展示し、午前と午後の1日2回、飼育係が行動を観察。カエルが目を開けていたり木に登ったりと活発に動いていれば雨、じっとしていれば晴れ。イモリが水中にいれば晴れ、上陸していれば雨などと予想し、朝の観察時には飼育係がげたを投げて天気を占う。

【カエルやイモリなどの天気予報を掲示する竹居さん=鳥羽市の鳥羽水族館で】

水槽横の掲示板にはカエル、イモリ、げた、気象庁の予報や測定時の気温と湿度、実際の天気(正解)、的中率を記入。同館によると、昨年の1日前予報の累計的中率(6―8月)はカエルとイモリが45%、げたが34%だったという。

飼育担当の竹居桃香さん(28)は「身近な生き物を観察し、夏休みの自由研究に使ってもらえれば。げたに負けないようにカエルとイモリに頑張ってもらいたい」と話した。