皇學館大、9連覇に王手 三重学生野球リーグ

(第5週、メイハンスタジアム)
三重学生野球リーグの春季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は29日、皇學館大―四日市大、鈴鹿大―近大高専の各1回戦があり、全勝校同士が激突した皇學館大―四日市大は勝ち点3で暫定首位の皇學館大が四日市大を10―6で退け、9季連続11回目の優勝まであと1勝に迫った。鈴鹿大―近大高専は鈴鹿大が10―1の七回コールド勝ちを収めた。

皇學館大は1点を追う三回1死一、二塁から4番村田怜音(4年・相可)の適時打で同点、6番DH藪本周汰(4年・宇治山田商)の2点適時二塁打で勝ち越し。4投手の継投で四日市大の猛追を振り切った。

鈴鹿大は4盗塁の6番稲森心(4年・日章学園)を筆頭にチーム13盗塁と足も絡めて六回までに10得点。近大高専は五回5番高橋侑希(2年・近大高専)の適時打で今季チーム初得点を挙げたが及ばなかった。


30日に予定されていた第5週第2日の2試合(近大高専―鈴鹿大2回戦、四日市大―皇學館大2回戦)は雨のため5月2日に順延された。会場は四日市・霞ケ浦第一球場。今後の試合予定は次の通り。

【5月1日】第3週 ①四日市大―近大高専2回戦②鈴鹿大―三重大2回戦(霞ケ浦第一球場)
【2日】第5週 ①近大高専―鈴鹿大2回戦②四日市大―皇學館大2回戦(霞ケ浦第一球場)