
【亀山】29日から始まる大型連休を前にJAF三重支部は28日、亀山市関町萩原の名阪関ドライブイン駐車場で、「タイヤチェックキャンペーン」を実施した。日本自動車タイヤ協会中部支部と県自動車整備振興会が協力した。
キャンペーンは、ドライバーに遠出や高速道路での安全運転意識を持ってもらうのが狙い。
同支部従業員ら計6人は、立ち寄ったドライバーにタイヤ点検を呼びかけ、タイヤの空気圧の測定と溝の減り具合、エンジンルーム内のエンジンオイルや冷却水などを無料点検した。また、時速5キロでの衝突を体感するシートベルト効果体験もあった。
四日市方面から津市へ向かう途中に立ち寄った会社員の男性(53)は「日頃、タイヤの空気圧を確認することはほぼない。点検していただき、良好だったので安心した」と話していた。
同支部の水井陽一係長(49)は「運転する前には、タイヤの状態を目視でもいいので確認する習慣を身に付けてほしい。せめて月に一度は、タイヤの点検を」と呼びかけた。
同支部によると、昨年のゴールデンウイーク期間中の出動回数で一番多かったのは、高速道路ではタイヤのバースト、一般道路ではバッテリー上がりだったという。