
【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿国際交流協会(伊藤輝義理事長)はこのほど、同市役所市民ギャラリーで「JICA海外協力隊写真展in鈴鹿」を開き、隊員らの活動を紹介するパネルや写真など約60点を展示した。JICA三重デスクとの共催。30日まで。
海外協力隊はJICA(国際協力機構)のボランティア事業の一環で、これまで(令和4年3月末現在)にカメルーンやフィリピンなど94カ国に、全国の5万4772人を隊員として派遣。県内からは685人が参加した。
会場ではパネル展示のほか、県内出身隊員約20人の活動地での風景や活動内容を写真やメッセージで紹介。カメルーンで農家の人たちとキャッサバの皮むきをする様子など、生き生きとした表情で活動する隊員らの写真が並ぶ。
同協会は「展示を通じて隊員らの活動を知ってもらうとともに、参加する人が増えれば」と話した。