
【伊勢】5月5日のこどもの日を前に、三重県伊勢市二見町江の二見興玉神社は26日、町内のふたみ保育園の園児らを招いてこいのぼりを贈った。
神社は、毎年この時季、地元の園児を招き成長祈願を行っている。
この日は雨のため、3―5歳児の代表園児9人のみが神社を訪れた。本殿で神職が、子どもたちの健やかな成長を願って祈禱(きとう)。園児らはおはらいを受け、玉串をささげてお参りした。金子清郎宮司は「神様は『ありがとう』という言葉が大好きです。友達と仲良くして大きな声で『ありがとう』と言えるようになってください」と呼びかけた。
最後に舞女たちが、神社の短冊が付いた長さ70センチほどのこいのぼりを園児一人一人に手渡した。園児らはうれしそうに受け取り、元気な声で「ありがとうございます」と声をそろえた。
成岡音咲(のえ)ちゃん(5つ)は「ピンク色のこいのぼりをもらった。うろこの柄がきれい。家でお庭に飾りたい」と話した。こいのぼりは同園の全園児151人に贈られた。