フィリピン逃亡の男逮捕 リサイクル店で強盗疑い、三重県警四日市南署

三重県四日市市内で令和2年に発生した店舗強盗事件に関与したとして、四日市南署は25日、強盗の疑いで、住所、職業不詳矢野洋平容疑者(43)を逮捕した。同日、逃亡先のフィリピン当局から身柄の引き渡しを受け、同署へと移送した。

逮捕容疑は令和2年2月6日午後6時10分ごろ、愛知県の男(26)=強盗罪で服役中=と共謀して四日市市内のリサイクルショップで男性店長=当時(56)=の顔に催涙スプレーを吹きかけ、ナイフを突きつけて「殺すぞ」などと脅迫。現金約88万円と貴金属等70点(時価合計約256万円)を奪った疑い。

矢野容疑者は「間違いありません。全く収入がなく、何とかして金の工面をしなければならなかった」と容疑を認めている。主導的な立場だったとみている。

県警によると、矢野容疑者は事件直後の令和2年2月8日に中部国際空港からフィリピンに向けて出国。県警は共犯の男の供述や防犯カメラの映像などから矢野容疑者の関与を割り出し、逮捕状を請求していた。

今年1月17日、現地警察や入管当局が、不法滞在の疑いで同国中部のパナイ島イロイロ州近辺で矢野容疑者の身柄を拘束した。

この日は同署と警察庁の捜査員5人が現地に向かい、午前中に入管当局から引き渡しを受け、飛行機で身柄を移送。その後、日本の領空内に入ったことを受けて同日午後零時40分ごろ、機内で逮捕状を執行した。