津市長選4選、前葉氏に当選証書 「柔軟な土地利用進める」 三重

【磯部市選管委員長(右)から当選証書を受け取る前葉氏=市役所で】

【津】23日投開票された三重県の津市長選と市議補選(欠員2)から一夜明けた24日、市役所で当選証書付与式が行われ、市長選で4選を果たした現職の前葉泰幸氏(61)が磯部憲夫市選管委員長から当選証書を受け取った。前葉氏は4期目に向け「子ども政策の充実、津駅や大門・丸之内地区の価値向上に向けた柔軟な土地利用などを進める」と抱負を述べた。

付与式では磯部委員長が「堂々と4選を果たされた。市政の大事なかじ取りを託され、負託に応えてほしい」と述べた。前葉氏は「12年ぶりの選挙で有権者の支持を頂きありがたく思う」と語った。

終了後、記者団の取材に応じた前葉氏は選挙戦を振り返り「85%を超える得票率で、市民の大きな支持を頂いた。選挙期間中、感触も良かった」と強調。

一方、投票率が過去最低の31・69%だったことには「政策の違いを戦わせるといった選挙にならず、なかなか盛り上がらなかった。多くの支持を頂いた一方、選挙に来なかった人にどう受け止めていただくか、4期目の中で丁寧に対応したい」と述べた。

3期目に自治会問題や津ボートレースに係わる収賄事件など起こり、市の組織体制が問われていることには「市長として至らぬことがあったと反省し、内部統制を整えた」と強調。その上で「職員が毅然と不当要求に対応し、公正で公平な職務を遂行することで、組織の信頼を高める取り組みを進める」と述べた。

市長選では無所属新人の石川剛氏(49)と一騎打ちの戦いとなり、約4万7千票差で圧勝した。

欠員2に5人が立候補した市議補選の当選証書付与式も行われ、当選した無所属新人の青木秀晃氏(56)と、共産元職の滝勝弘氏(51)が出席し、当選証書を受け取った。