新茶初市、威勢良く 四日市の三重茶農協、天候恵まれ上質 三重

【価格交渉をする茶商ら=四日市市水沢町の三重茶農協斡旋場で】

【四日市】四日市市水沢町の三重茶農業協同組合(豊田栄之代表理事)は23日、同所斡旋場で新茶初市を開いた。最高値1キロ8万8888円(昨年4万3888円)、平均値5691円(同5638円)で、6団体15農家が出品した80点1705・3キロ(同1025・7キロ)の一番茶を取引した。

森智広市長が「お茶の普及に努め、茶業界発展のための良い流れを作っていきたい」とあいさつした。

県、四日市・鈴鹿・亀山市などの関係団体、茶商など25社50人余が参加。三本締めで競りが始まり、茶商らは新茶を口に含み、色や香り、手触りなどを確かめながら、昔ながらの五つ玉そろばんをはじく農協職員らと価格交渉し、あちこちで威勢のいい取引成立の手打ちが響いた。

豊田代表理事(61)は「大雪による枝折れも霜害もなく、天候にも恵まれて成長が早まり、上質の新茶が出来上がった。昨年に比べ出品が多く、活気ある取引ができた」と語った。