伊勢茶を内宮奉納 県茶業会議所

【初物の伊勢茶を運び宇治橋を渡る参列者ら=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】新茶の時季を迎え、三重県内の茶業関係者でつくる県茶業会議所(津市)は21日、伊勢市の伊勢神宮内宮に、初物の伊勢茶を奉納した。

奉納したのは、今月に製茶されたばかりの度会町産手もみ茶約1キロと、大台町や四日市市、鈴鹿市といった産地の新茶約3キロ。毎年、業界の盛況を願って奉納し、今回で20回目となる。

この日は、同会議所や県手もみ茶技術伝承保存会の関係者16人が参列。「伊勢茶」ののぼりを掲げて、新茶が入った茶つぼや木箱を運び、宇治橋を渡って神楽殿へ納めた。

県産の茶は伊勢茶と呼ばれ、生産量は全国3位。会議所の鎌田隆郎会頭(69)によると、今年は暖かで霜害もなく、生育は順調という。「県北部のかぶせ茶はまろやかな味わい、南部は深蒸しでほどよい渋みが楽しめる。今年はいいお茶が期待できるので、ぜひ急須で入れて味わってほしい」と話していた。