
【亀山】三重県亀山市立加太小学校の5、6年生が加入する「亀山市加太みどりの少年隊」の入隊式が21日、同市加太板屋の同校であった。新5年生9人を迎え、6年生4人を含む隊員は計13人となった。
同隊は昭和52年に結成。市内11小学校で唯一の少年隊として、地元加太地区の動植物の観察や緑化樹の苗作りのほか、森林と公園のパトロールなどを通じて、自然環境を守る活動を展開している。
同市林業研究会長で、同少年隊育成会の大萱宗靖会長は「動植物を観察する自然体験や加太地区が一望できる錫杖ケ岳登山など、一年を通じて少年隊にふさわしい活動を計画している。元気に楽しく活動しましょう」とあいさつした。
6年生の山路悠月隊長(11)ら2人が、「わたしたち隊員は、互いに力をあわせ、豊かな郷土のみどりを守り育てます」と宣誓した。山路隊長は「5年生で経験したことを踏まえて、皆でいろんな活動を楽しみます」と話した。