本番間近、稽古に熱 桑名「劇団すがお」28日から公演

【稽古に励む劇団員ら=桑名市芳ケ崎の稽古場で】

【桑名】三重県桑名市を拠点に活動する「劇団すがお」(加藤武夫代表)の第96回定期公演「人を食った話」が28日から3日間にわたって、同市芳ケ崎にある劇団の稽古場で上演される。劇団員は間近に迫った本番に向け、熱のこもった稽古を続けている。

演目は、戦後を代表する劇作家、宮本研(1926―88年)の代表作。とある田舎町の検事局取調室が舞台。公務執行妨害の容疑で取り調べを受ける老婦人かね。ひょうひょうと応える老婦人に振り回される検事と、書記の慌てぶりが笑いを誘う。

かね役を伊藤みえさん(72)、検事に塚原美鈴さん(63)、書記は長谷川浩巳さん(60)が演じ、上演時間約50分の3人芝居に挑む。2月に準備を始め、週3回のペースで稽古に取り組んできた。演出を手がける石垣まさしさん(72)は「楽しんでもらえる舞台にしたい」と意気込む。

公演は28、29日は午後7時から。30日は午前11時からと午後2時からの2回。入場料は大人千円、中高生500円。前売り券は同市星川の商業施設「サンシティ」と、同市中央町の柿安シティホールなどで販売、当日券もある。稽古場は桑名工業高校と隣接する七和小学校のすぐそば。

一般向けの公演とは別に、29日の午前と午後、地元町内会の住民や老人会の会員を招待し、芝居を楽しんでもらうという。問い合わせは加藤代表=電話090(8159)4497=へ。