木崎さんと山本さん、地域おこし始動 度会町初の協力隊、移住相談など取り組み

【度会町で初めてとなる地域おこし協力隊として活動する木崎さん(左)と山本さん=度会町役場で】

【度会郡】三重県度会町で初めてとなる地域おこし協力隊に委嘱された、木崎高志さん(41)と山本幸恵さん(51)が4月から活動を始めている。任期は最長3年で、同町中之郷の旧小川郷小学校内の一室を拠点に、空き家の利活用や移住相談など町の課題解決に向けた取り組みを進めるほか、町のPR活動にも力を入れていく。

大阪府出身の山本さんは、海外への語学留学や結婚・出産などさまざまな経験を経て、令和元年から大阪で派遣社員として働いていた。北海道出身の木崎さんは会社員として大阪で勤務。5歳まで伊勢市に住んでいたこともあり、度会町に来たことはなかったが町名は知っていたという。

2人は、町が同協力隊を募集するにあたり昨年11月に開いた移住体験ツアーに参加。町内を巡ったり移住者などに話を聞いたりして町に興味を持ち、協力隊に応募した。

2人の活動の中心は空き家バンクへの登録促進、空き家の活用方法の提案、移住希望者の相談窓口、移住者支援など。住民にはない新たな視点で地域資源の掘り起こしや利活用、隊員の特技や興味を生かした地域おこし活動も行う予定で、町の担当者も「地域の活性化やにぎわいの創出につながれば」と期待を寄せる。

木崎さんは「まずは地域の方に知ってもらい、ここに根を張っていろんなことをやっていきたい」、山本さんは「毎日アイデアが出てくるので役場の方と検討し、一つずつ実現していきたい。自分の得意な料理や語学を生かして町内の子どもたちと何かできれば」と抱負を語った。