こいのぼり授与へ準備 伊勢の二見興玉神社 三重

【一つ一つ丁寧にこいのぼりを取り付ける舞女たち=伊勢市二見町江の二見興玉神社で】

【伊勢】5月5日の端午の節句に合わせ、三重県伊勢市二見町江の二見興玉神社で、参拝者らに授与するこいのぼりづくりが進んでいる。今月15日から授与を始める。

神職や舞女らが3月中旬から交代で作業を進めていて、今月末までに約700本を用意する予定。

同13日は舞女たちが、体長約70センチのこいのぼりと神社の短冊を、木製の棒に手作業で取り付けた。こいのぼりは、本殿で成長祈願のおはらいをした後、境内で授与される。

作業していた伊藤春菜さん(27)は「お子さんたちの健やかな成長を願いながら、一つ一つ丁寧に心を込めています」と話していた。

こいのぼりは、紺とピンク色の2種類。600円で、5月5日まで授与する。また今月下旬には、町内のふたみ保育園児を招いて、こいのぼりを贈る予定。