大内山川に稚アユの放流 大紀小児童「大きく育って」 三重

【稚アユの放流を体験する児童ら=大紀町大内山で】

【度会郡】三重県大紀町大内山の伊良野橋下の大内山川で12日、大紀小学校の児童56人が稚アユの放流を体験した。

5月13日のアユ友釣り解禁に向け、大内山川漁業協同組合(渡邊典浩組合長)は町内を流れる宮川最大の支流、大内山川に3月末から4回に分けて約25万匹を放流。川や生き物に関心を持ってもらおうと、地元の小学生や障害者福祉作業所の利用者らを対象とした放流体験を行っている。

この日は、伊良野橋下の大内山川に放流した約5千匹のうち約2千匹を児童らが放流。2―6年生が2班に分かれ、バケツに入った体長約十センチの稚アユをゆっくりと川の流れの中に放った。児童らは、アユの一生や同漁協が取り組むカワウの食害対策について学び、ホースを使った放流も見学した。

5年の山添朔君(10)は「アユは小さくてかわいかった。元気に大きく育ってほしい」と話した。