ベスパスイミングスクール(伊勢)が総合優勝 鈴鹿でマスターズスイミングフェスティバル 三重

【優勝トロフィーを受け取る川口主将(右)=鈴鹿市御薗町の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿水泳場で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市御薗町の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿水泳場で9日、「第27回マスターズスイミングフェスティバル」(日本スイミングクラブ協会東海支部主催)があり、ベスパスイミングスクールチーム(伊勢市)が898点で総合優勝した。

新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となり、同チームはコロナ禍を乗り越えて10連覇を達成した。

大会には同協会に加盟する県内22クラブのうち、11クラブチームが参加。18―87歳の264人が男女別の9種目や混合の2種目で、事前に自己申告したタイムとの差を競った。

【優勝を喜ぶチームの参加選手ら=鈴鹿市御薗町の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿水泳場で】

優勝した同チームは伊勢市近隣の82人が参加し、一人1―4種目の延べ214種目に出場。2位の「ベスパスポーツクラブ松阪」チームに175点の差をつけて優勝を決めた。

表彰式で同支部の目黒伸良副会長が、川口高澄主将(39)=多気郡明和町=に優勝トロフィーを手渡した。

大会終了後、川口主将は「チームのみなさんのおかげ。日々の努力が報われた。次は11連覇を目指す」、初代主将の村田誠司さん(56)=度会郡度会町=は「当初は10連覇は思っていなかった。コロナ禍でもみんなが頑張ろうという気持ちを持ち続けることができたからこそ、今日を迎えることができた」とそれぞれ話した。