最大会派、新政か自民か 三重県議選あす投開票

【開票速報の手順を確認する職員ら=県庁で】

任期満了(29日)に伴う三重県議選は9日、投開票される。議員定数を3減の48として実施する初の県議選。新政みえが最大会派を維持するか、自民が奪還するかが焦点となる。選挙戦となっている8選挙区の48人は8日、有権者への「最後の訴え」に臨む。

選挙戦となっているのは桑名市・桑名郡(定数4)▽四日市市(同7)▽鈴鹿市(同4)▽津市(同7)▽伊賀市(同2)▽名張市(同2)▽松阪市(同4)▽伊勢市・鳥羽市(同4)―の8選挙区。

無投票での当選が決まった14人を含めた政党の公認候補は自民25人、公明2人、立民1人、維新3人、共産2人、参政2人、新政みえ7人、草の根運動いが1人。残る19人は無所属で立候補した。

前回は23議席を獲得した自民系が20年ぶりに最大勢力に返り咲くも、会派が分裂したことから最大会派は譲った。今回は単独過半数を目指して25人の公認候補を擁立。最大会派の奪還を目指す。

他方、新政みえの公認・推薦候補は20人。現職の相次ぐ引退や空白区での擁立見送りなどから過半数の擁立には至らなかったが、友好関係にある1人を含む21人の当選で最大会派は維持したい考え。

公明は現有2議席の維持を目指す。共産は1増となる2議席の獲得が目標。草の根運動いがは現有1議席の維持を掲げる。維新は3人、参政は2人を擁立し、それぞれ初の議席獲得を狙う。

前回選挙の投票率は48・95%。県議選としては過去最低となった。県選管は知事選との同日選でなくなったことや南部を中心に無投票が相次いだことから投票率の低下を懸念。積極的な投票を呼びかける。

県選管は7日、開票作業のリハーサルを県庁で実施し、約30人の県職員が参加した。10市町の選管から開票状況の速報をファクスで受け取り、集計を経てホームページなどで発表する手順を確認した。

県選管の服部央暉書記長はリハーサルに先立つあいさつで「より早く、かつ正確に投開票結果を発表することが私たちの責務。それぞれの作業を確認し、当日に備えてほしい」と職員らに呼びかけた。