「反転攻勢の時期」と知事 新年度で県幹部に訓示 三重

【年度始め訓示に臨む一見知事=県庁で】

一見勝之三重県知事は3日、県庁講堂で年度始めの訓示に臨んだ。幹部職員らを前に「コロナは収まり、経済を回していく反転攻勢の時期に入った」と強調。子ども施策や人口減対策に加え、新たに医療従事者の確保や交通政策にも注力する考えを示した。

一見知事は「断じて行えば鬼神も之を避く」との故事を紹介した上で「本年度は計画を実行に移し、積極果敢に挑戦する。人事もそこに配慮した。失敗することではなく、動かないことを憂う」と述べた。

本年度のモットーは「明るく果敢に前向きに」と掲げた。夢を持つよう職員に呼びかけ、自らの夢は「子どもたちが笑顔で暮らせること」と紹介。「県民の盾であり、矛である自覚を持ってほしい」と促した。

「職員が働きやすい職場にしたい」とし、各部局の年休取得率や残業の状況を庁議で確認する方針を示した。職員に県議会での答弁案を用意させない対応を続けるなどし、業務の負担軽減を図る考えも示した。

一方、自らの反省点として「優しい気持ちを持っていても、実行するのが難しい。仕事に厳しいと言われている」と説明。「仕事には厳しくても、人には優しくしたいと思っている。本年度も模索したい」と語った。