市民に伝わる文書を 松阪市、職員向けに作成マニュアル 三重

【松阪】三重県松阪市はこのほど、「伝わる広報文書作成マニュアル」を作った。「所管する」を「担当する」に書き換える「お役所ことばは使わない」や「漢字を続けるのは避ける」など注意する13項目を載せている。職員向けのため公表していない。

今回の取り組みは、保育士資格を持つが保育施設で働いていない「潜在保育士」の登録を昨年募集したところ、なかなか集まらず、潜在保育士の意味が分からないと市民から苦情が寄せられたことがきっかけ。愛知県犬山市や一宮市などで使っているマニュアルを参考にまとめた。

22ページある。「法令・専門用語は分かりやすい言葉に言い換える」として、「供用開始→利用できます」「特別徴収→(年金などからの)引き落とし」などを例示している。

他に「カタカナ語は注意して使う」「デザイン性を意識する」「一文を短くする」「人目を引くタイトル」などの注意点がある。

竹上真人市長は「市役所全体で共有することで、市から発信する文書がより読む人に伝わる文書となるよう改善を図る」と話している。