4月1日、亀山物流センター稼働 西日本エア・ウォーター物流が竣工式 三重

【竣工式で安全祈願する多田宮司(右手前)と参列者ら=亀山市白木町の亀山・関テクノヒルズで】

【亀山】大手産業ガス関連企業「エア・ウォーター」傘下の西日本エア・ウォーター物流(大阪市淀川区)は25日、三重県亀山市白木町の亀山・関テクノヒルズ内で4月1日から稼働する「亀山物流センター」の竣工式を実施した。

【4月1日から稼働する亀山物流センター=亀山市白木町の亀山・関テクノヒルズで】

同社の丸山博社長や4月1日付けで新社長となる松林良祐副社長のほか、櫻井義之市長、亀山商工会議所の岩佐憲治会頭ら関係者計24人が参列し、布気神社(同市布気町)の多田照和宮司が祝詞を奏上し、物流センターの安全を祈願した。

同社は、平成30年11月に市と立地協定を締結。昨年6月に同地で「亀山液酸工場」を操業した。自動車関連部品や化学部品などを扱う物流センターは、鉄骨造2階建て延べ床面積5174平方メートルで、常温、チルド、冷凍の3温度帯倉庫1棟と、危険物倉庫3棟の多機能型物流センター。

櫻井市長は「亀山・関テクノヒルズは、交通の要所としてメリットを生かす地です。市として、更なる躍進に期待している」とあいさつした。松林副社長は「東海地方はもとより、関西圏など西日本への拠点となる物流センターをこの地で、しっかり事業展開していく」と話した。