三重交通グループHD社長に竹谷氏、会長は小倉氏 岡本氏は相談役に

【新体制を発表した(左から)小倉新会長、岡本新相談役、竹谷新社長=津市中央の三重交通本社で】

【津】三重交通グループホールディングス(本社・津市中央)は24日、新役員体制を発表した。岡本直之・代表取締役会長(76)が取締役相談役に退き、後任に小倉敏秀・近鉄グループホールディングス社長(67)が就く。近鉄社長就任に伴い退任する原恭・代表取締役社長(61)の後任には、竹谷賢一副社長(66)が昇格し、刷新する。6月の定時株主総会後に正式に就任する見通し。

同日、津市中央の本社で会見した岡本氏は、社長と会長合わせて13年の任期を振り返り、「コロナ禍からの回復に一定のめどがつき、中期経営計画の最終年度が終わることから後進にバトンを託すことを決断した。名実とも県一の企業グループとなることを期待したい」と語った。

新会長となる小倉氏は「会長として再度グループの発展に尽力できることとなり、大変うれしくあらためて身の引き締まる思い。岡本新相談役の助言を仰ぎ、竹谷新社長と共に心の連結経営を引き継ぎ、さらなる成長を遂げたい」と抱負を語った。

三重交通生え抜きの新社長となる竹谷氏は「依然として厳しく先行きが不透明な中、与えられた使命は安全、安心、安定、快適なサービスの提供とコロナからの回復を着実なものとし、再びグループを成長企業に戻すこと。G7交通大臣会合や来年の熊野古道20周年記念などビジネスチャンスを生かして反転攻勢をかけたい」と意気込みを語った。

小倉氏は和歌山県紀の川市出身で慶応大経済学部卒業後、昭和53年4月に近鉄(現近鉄グループホールディングス)入社。三重交通社長、三交不動産会長などを経て現職。

竹谷氏は伊勢市出身で専修大経営学部卒業後、昭和54年4月に三重交通に入社。同社常務、専務などを経て現職。