三重の2校も熱戦へ 男子全国高校選抜ハンド

【10年連続36回目の四日市工】

津市北河路町の津市産業・スポーツセンター「サオリーナ」で24~29日、男子の令和4年度第46回全国高校ハンドボール選抜大会(日本ハンドボール協会主催、伊勢新聞社など後援)が開かれる。高校2年生以下で編成する新チームが初めて挑む全国大会で、全国9地区の予選を勝ち上がるなどした41校がトーナメント形式で対戦。県内からは四日市工=10年連続36回目=、いなべ総合学園=初出場=の2校が出場し、四日市工は24日の1回戦で二松学舎大学附属柏(千葉)と、いなべ総合学園は25日の2回戦で花巻北(岩手)と初戦を戦う。地元開催の全国大会に懸ける両校の意気込みを紹介する。

■四日市工

全国高校選抜大会の地区予選を兼ねた2月の東海高校選手権で準優勝し東海地区第2代表で10年連続の全国選抜出場。身長180センチ台の選手がおらず平均身長169センチの小型チームで豊富な運動量と堅守が生命線。ポジションチェンジなどで相手守備陣をかく乱し、DFからの速攻で得点を重ねたい。

センターの吉原悠生(2年)を筆頭に全国小学生大会など各世代の全国大会に出場してきた選手が多くその経験値も強み。GKの山下敦也(2年)はNTS(ナショナルトレーニングシステム)の選出経験もある。主将の吉原は「1試合1試合粘り強く戦って優勝を目指す。地元開催の緊張感もあるがプレッシャーを力に変えたい」と話す。

■いなべ総合学園

【初出場のいなべ総合学園】

昨年12月の東海高校選手権三重県予選で四日市工に次ぐ県2位の座を死守。今年2月の東海高校選手権は3位決定戦で愛知(愛知)に敗れてあと一歩で一般枠での全国高校選抜出場を逃したが、開催地枠を得ての全国大会出場を決めた。今回同様開催地枠で出場した2018年の全国高校総体は初戦で涙をのみ、まずは全国1勝が目標だ。

チームの強みは主将で司令塔の飯田思遠(2年)を中心とした「一体感」。サイドやポストを生かした攻撃が決まりだせば勝機も見えてくる。選抜初出場の要因を「チーム一つになって苦しい時間を乗り切れた結果」と語る大畑俊輔監督は「(全国でも)皆で化学反応を起こし120%の力を出したい」と話す。