新1年生に交通安全下敷き寄贈  亀山市に県トラック協会鈴鹿支部

【中原教育長(左から2人目)に下敷きを手渡す加田支部長(同3人目)=亀山市役所で】

【亀山】三重県トラック協会鈴鹿支部の加田潔支部長(64)ら3人は20日、亀山市役所を訪れ、市内市立11小学校の新1年生を対象に交通安全啓発物「下敷き」520枚を同市教育委員会に寄贈。加田支部長が中原博教育長に手渡した。

加田支部長は「新1年生が下敷きを見て、交通規則について興味を持ち、交通ルールを守ることで、事故に遭わないよう願っています」とあいさつした。中原教育長は「文房具として下敷きは必要な物。児童がよく見る標識やトラックなどの下敷きを交通安全の教材として活用します」と感謝の意を述べた。

同支部には、トラック運送業者168社(亀山、鈴鹿)が加入。児童の交通安全対策事業の一環として、平成22年度から毎年、タンクローリーや大型トラックの絵と交通標識が描かれた「下敷き」を寄贈している。

今年の亀山市の新入学児童は444人(同日付)。4月7日の入学式で教科書などと一緒に配布するという。